2012年4月21日(土)
テーマ : 橿原市/地域

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 4月21日、市長自らがが市政について説明を行う「かしはらシティフォーラム」が、かしはら万葉ホールにて開催されました。

冒頭で、副市長に就任された岡崎様より、今年度新たに行われた市役所の組織改革について「これまで、市長の考えが末端まで行き届いていなかったという反省を踏まえ、組織をスリム化した。横の連携をとるため、部長の下に副部長のポストを設けた。」とのご説明がありました。また、森下市長からは、市役所職員の皆様に向け「何かを決断する時、何もかもすぐに“市長に聞きます”という姿勢はやめていただきたい答えをすぐに人に求めるのではなく、まずは自分はどう思うのかという事をしっかりと考えてもらいたい」とのお話がありました。

その後森下市長より今後の市の方向性についてのお話があり、後半には明日香村長の森川裕一様をゲストに迎えての対談を行われました。

森下市長からのお話で特に印象的だったのは“地球にやさしく健康にいいまちづくり”について。「戦後日本は、壊しては新しいものをつくるという事を続け、大量のCO2を排出してきた。日本人らしくないと私は思う。そんな流れの中、地元の皆さんによって守られてきた今井町は私たちの誇り。今井町には日本人の家に対する考え方が全て集まっている。これまではCO2を出すことばかり考えてきたが、これからは美しい街、地球を守っていくことを考え、子ども達にもしっかりと伝えていかねばならない。自然エネルギーを生かし、冬は暖かく夏は涼しい省エネで地球にやさしく、健康にもいいまちを家1軒1軒から考えていきたい。」と語りました。もともと医師である森下、私たち市民の健康のことも考えたまちづくりに力を注いでくれています。

広域行政 近隣自治体との連携と協働によるまちづくり』をテーマに行われた森川裕一明日香村長との対談では、「1つの自治体で出来ることには限界がある。市町村の枠にとらわれず、それぞれの地域が持つ魅力をさらに磨き、お互いに力を高め合いながら、それらの魅力をつなげて地域全体を活性化したい。明日香村のブランド、橿原市の集客力を生かし、力を合わせて頑張っていきたい。」というお話がありました。近年、特に観光施策に関しては、橿原市、明日香村、高取町は様々な取り組みを共に協力し合いながら行っています。自治体間の枠や壁、これまではなかなか超えられなかったそうです。「横のつながり」、民間はどんどんやっておられると思うのですが・・・。森下はもともと枠にとらわれない発想の持ち主です。森川村長にも同じ印象をもちました。時には競い合い、時には協力し合いながらの地域活性化に今後注目です!

 

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