森下ゆたか

こんな時だからこそ共に考えたいこと、こんな時だからこそ共に始めたいことがあります。

　今回の東日本大震災で私たちは多くの財産を失いました。お亡くなりになられた方、今なお行方がわからない方は２万人を超えました。大切な人を失い、愛する人が無事でいるのかどうかさえ確かめられない･･････こんなに辛い出来事が私たちの国でこの短期間に２万件以上も起こっているのです。日本のみならず世界が悲しみで覆われています。一方で「私たちには何ができるだろう」という思いやその思いに基づく動きが各地で生まれています。被災者という立場の方の中からですら、子どもたちの中からですら、自主的にです。それらの動きは明日の日本の希望でもあります。

　私たちは今、今回失われた多くの方々が歩むはずだった未来を生きています。決して一時的なものなどではなく、他人事などではなく、一人ひとりが被災者の方々に心を寄せ続ける事が必要です。

　同時に、今こそ私たちは本気で地域のあり方について考え、地域力を高めていく時期にきているのではないでしょうか。もう「自分には関係ない」と他の誰かに任せきりにするのはやめませんか？一部の人たちによって行われるまちづくりをやめませんか？私たちもまちに関心をもち、元気なまちづくりを始めませんか？これから長期にわたって被災者の方々に元気を分けてさしあげられるよう、私たちから元気になりましょう！！

　「森下ゆたかネットワーク」は「森下ゆたか」をきっかけに人と人の思いが出会いつながっていく、そんな機会を積極的につくってまいります。森下氏が何を思い政治という世界に身を置いておられるのか、その思いに直に触れたことのある人はどのぐらいいらっしゃるのでしょう。逆にどのぐらいの人の思いが森下氏に伝わっているのでしょう。森下氏と皆さんの思いをつなげるための活動を今後展開してまいります。

　共に活動していただける方、大歓迎です！！

　多くの人の思いを受け橿原市に「森下ゆたか市長」が誕生して以来、「やさしくて強いまち・橿原をつくりたい。大切な故郷奈良県の中南和地域が危機に瀕している今、中南和の要となる橿原から良くしたい」という理念、私たちを想う心、そして強い意志と共に森下氏は日々懸命に公務に専念されております。ですが、「市長の顔が見えない」「市の動きが見えにくい」という声があがっているのも事実です。

　では、森下氏に夢と希望を託した私たち自身はどうでしょう？積極的にまちづくりに参加していますか？私たち自身も含め周りにも次のような方はいらっしゃいませんか？

　●まちのために「自分にも何かできないだろうか」と心に思うことはあるけれど、「自分ひとりが動いたところで何も変わらないし。」「具体的に何をどうしていいのかわからない。」そのような思いから、まちへの願いを形にするための行動を起こすことができないという人。

　●純粋な気持ちで政治に関わっているなかで、「どんな見返りがあるの？」等といった言葉を何度も投げかけられるうちに、政治に関わることに消極的になっていってしまったという人。

　私たちもかつてはそうだったのです。それでも、先人の方々から受け継いだ数々の素晴らしいものを、今、この時代、この場所に生きる私たちの色に染め、良い形で次世代にバトンをつなぐためには、まちの主役である私たちが一歩を踏み出す必要があるのではないでしょうか。「誰が悪い、誰がどうすべき」ということよりも、この限りある一生の中で、私たち自身が何を後世にあるいは自分の中に残すことができるのか･･････そろそろ一人ひとりが歩み寄りみんなでまちのことを考えませんか。自分にできる事から始めませんか。

　今は散らばっているであろうそれぞれの願いや思いを網の目のようにつなぎ、ネットワーク化することでひとつにし、みんなで共に思いを形にしていくための組織をつくりたい。思いを形にするためのきっかけとなりたい。そして生まれたのが「森下ゆたかネットワーク」です。

　森下氏のまちに対するまっすぐな気持ち、その温かさが自然に私たちを突き動かしていました。「良くしたい」「変わろう！」心が素直にそう感じたのなら、その瞬間からもう変わり始めているのかもしれません。あとはどう形にしていくのか･･････。橿原市民も、市外の人も、森下さんと考えいっしょに行動しませんか。